教員要覧

田口善久

田口善久 (タグチヨシヒサ)

  • 日本・ユーラシア文化コース
  • ユーラシア言語・文化専修
  • ytaguchi@chiba-u.jp
  • 電話番号: 非公開
  • 研究者総覧researchmap: https://researchmap.jp/read0090025

略歴

1993年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程 満期退学 文学修士

研究内容

ミャオ・ヤオ語族に属する、ミャオ語、ミエン語の研究をしている。これらの言語は、中国の西南地域が主要な分布地で、ミャオ(苗)族、ヤオ(瑶)族、ショ(畲)族によって話されている。これらの言語は従来調査されることが少なく、中国でも1980年代になってようやく研究が軌道に乗り始めたものである。現在は、ミャオ語系のいくつかの言語・方言の調査を進めている。言語学の分野としては歴史言語学が主たる研究分野であり、言語の歴史的比較と再建、言語の系統、文法変化が主たる研究対象であるが、さらに言語接触の問題にも興味を持っている。

主要な所属学会

日本言語学会、日本歴史言語学会

主要な研究業績

編著

  • 《罗泊河苗语词汇集》2008.3東京外国語大学
  • 『明解言語学辞典』2015.8三省堂

論文

  • 「勉語諸語と交公勉語の位置づけについて」1994.3『アジア・アフリカ文法研究』22(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)pp.141-160
  • 「勉語金門土語河口話の声調」1995.3『言語文化論叢』第1号(千葉大学外国語センター)pp.13-22
  • 「勉語辺音的来源及其演化」1997.6張有雋(主編)『瑶学研究4』(広西民族出版社)pp.277-287
  • 《三江史门勉语的音韵特点》2005.4《民族语文》2:7-14
  • 「恭城県三江郷ミエン語(チャウコンメン)調査報告」2010.3『千葉大学ユーラシア言語文化論集』12:71-82.
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