教員要覧

阿部昭典

阿部昭典 (アベアキノリ)

略歴

1992年4月 國學院大學 文学部史学科 入学
1996年3月 國學院大學 文学部史学科 卒業
1997年4月 國學院大學大学院 文学研究科 日本史学専攻博士課程前期 入学
1999年3月 國學院大學大学院 文学研究科 日本史学専攻博士課程前期 修了
1999年4月 國學院大學大学院 文学研究科 日本史学専攻博士課程後期 入学
2004年3月 國學院大學大学院 文学研究科 日本史学専攻博士課程後期 修了(博士号取得)

研究内容

先史考古学

主要な所属学会

日本考古学協会、考古学研究会、縄文時代文化研究会、新潟県考古学会、日本文化財科学会

主要な社会貢献

  • 2022年7月~現在 鹿角市大湯環状列石保存活用委員
  • 2022年4月~現在 袖ヶ浦市山野貝塚史跡整備委員
  • 2021年10月~現在 喜多方市藤権現遺跡調査指導委員
  • 2019年4月~現在 新潟県津南町沖ノ原遺跡調査整備指導委員
  • 2019年6月~2021年3月 千葉県立中央博物館 アドバイザー
  • 2017年4月~現在 史跡井野長割遺跡整備検討委員会委員
  • 2017年10月~12月 埼玉県北本市デーノタメ遺跡外部評価委員
  • 2013年12月~2017年3月 鹿角市・大湯ストーンサークル館、特別史跡大湯環状列石総括報告書検討委員

受賞など

  • 第21回 尖石縄文文化賞受賞 2020年11月

主要な研究業績

著書

  • 「縄文土器:中期後葉・末葉」「集落構造」「建物跡」 新潟県の考古学3 新潟県考古学会 2020年12月
  • 「第二章 雪国における狩猟採集社会としての縄文文化(第3節~第7節)」 六日町史 通史編第一巻 自然・先史・古代・中世 2019年11月
  • 「縄文時代のモニュメントの研究」 21世紀考古学の現在 山本暉久先生古稀記念 六一書房 2017年5月
  • 「集落と住居にみる空間構造-景観論への布石-」 理論考古学の実践 安斎正人編 同成社 2017年5月
  • 縄文の儀器と世界観 知泉書館 2015年3月
  • 「土偶の美―その形と心」 別冊太陽 縄文の力 小林達雄監修 平凡社 2013年11月
  • 「縄文土器の器種と用途の多様化」 縄文土器を読む アム・プロモーション 2012年11月
  • 「東北北部の大形石棒にみる大形石棒」 縄文人の石神-大形石棒にみる祭儀行為- 六一書房 2012年5月
  • 「沖ノ原式土器」 総覧縄文土器 アム・プロモーション 2008年7月
  • 「有孔鍔付土器」 総覧縄文土器 アム・プロモーション 2008年7月

論文・研究ノート

  • 研究動向 遺構論 縄文時代 第34号 2023年5月
  • 環状盛土遺構・中央窪地とは何か 令和4年度山野貝塚講演会 山野貝塚は何だったのか? 袖ヶ浦市教育委員会 2022年12月
  • 縄文土器における技術レベルの低い資料の研究-子どもの土器製作技術の習得過程の産物の可能性を探る- モノ・構造・社会の考古学-今福利恵博士追悼論文集- 今福利恵博士追悼論文集刊行委員会 2022年11月
  • 縄文時代中期後半期における住居形態にみる地域間交流 千葉大学文学部考古学研究室40周年記念 考古学論攷Ⅲ 六一書房 2022年9月
  • 研究動向:遺構論 縄文時代 第33号 2022年5月
  • 東北地方北部の環状列石の成立について 岩手県考古学会第52回研究大会 環状列石の誕生 岩手考古学会 2021年7月
  • 環状列石の出現に関する研究(3) 縄文時代 第32号 2021年5月
  • 研究動向:遺構論 縄文時代 第32号 2021年5月
  • 研究動向:遺構論 縄文時代 第31号 2020年5月
  • 環状列石の三次元計測を活用した構造解析(共同) 日本考古学協会第86回総会研究発表要旨 2020年5月
  • 配石墓・石棺墓 縄文時代葬墓制研究の現段階 縄文時代文化研究会 2019年12月
  • 屋内儀礼‐複式炉付住居における屋内空間と儀礼行為の復元‐ 季刊考古学 第148号 2019年8月
  • 環状列石の出現に関する研究(2) 縄文時代 第30号 2019年5月
  • 縄文時代研究の動向 日本考古学協会年報(2017年度) 日本考古学協会 2019年5月
  • 研究動向:遺構論 縄文時代 第30号 2019年5月
  • 環状列石の出現に関する研究(1) 縄文時代 第29号 2018年5月
  • 津南町堂平遺跡から見る北信地域 津南学 第7号 2018年5月
  • 越後地域における大木8a式・8b式土器の地域性 <津南シンポジウムXIV>馬高式土器の成立・展開・終焉-予稿集- 津南町教育委員会 2018年10月
  • 総論:縄文時代の配石墓の研究視点と課題 月刊考古学ジャーナル No.702 2017年9月
  • 縄文時代における注口付浅鉢の成立過程と煮沸具化の意義(共著) 考古学研究 第63巻第3号 2016年12月
  • 東北地方における中期末葉の台形土器と台付浅鉢 縄文時代 第27号 2016年5月
  • 縄文時代における鐸形土製品の用途研究(共著) 日本考古学 第41号 2016年5月
  • 大形石棒の出土状況東北系の端部彫刻石棒の事例 月刊考古学ジャーナル No.678  2015年11月
  • 縄文時代中期の東北系浅鉢の研究 新潟史学 第72号 2014年10月
  • 注口付浅鉢の使用実験と自然科学分析による研究 月刊考古学ジャーナル No.654 2014年4月
  • 縄文時代の心の考古学-景観論と「第二の道具」論 祭祀儀礼と景観の考古学 國學院大學伝統文化リサーチセンター 2012年3月
  • 東北北部における環状列石の受容と集落構造 古代文化 第63巻第1号 2011年6月
  • 縄文時代後期前葉における土偶の有脚化とその意義 國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要 第2号 2010年3月
  • 東北地方北部における石刀の顕在化 國學院大學考古学資料館紀要 第26号 2010年3月
  • 新潟県における縄文時代後期前葉集落と配石遺構の隆盛 國學院大學考古学資料館紀要 第25輯 2009年3月
  • 縄文時代における徳利形土器の祭祀的側面の検討 國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要 第1号 2009年3月
  • 沖ノ原式土器の編年試案 新潟県の考古学2 新潟県考古学会 2009年7月
  • 縄文時代の「ベッド状遺構」の検討 新潟考古 第19号 2007年5月
  • 注口土器成立期以前の様相 月刊考古学ジャーナルNo.550 2006年11月
  • 縄文時代中期末葉の器種の多様化-東北地方における壷と注口付浅鉢の顕在化- 考古学IV 2006年4月
  • 土葺屋根の竪穴住居と居住形態-東北日本の火災住居跡からのアプローチ- 新潟考古 第13号 2002年5月
  • 縄文時代中期末葉~後期前葉の変動-複式炉を有する住居の消失と柄鏡形敷石住居の波及- 物質文化 第69号 2000年5月
  • 複式炉の研究-複式炉の成立について- 新潟考古学談話会会報 第20号 1999年5月
  • 縄文時代の卵形住居跡-信濃川上流域を中心として- 新潟考古学談話会会報 第19号 1998年11月
  • 縄文時代の環状列石-新潟県中魚沼郡津南町道尻手遺跡・堂平遺跡を中心として- 新潟考古学談話会会報 第18号 1998年5月

研究発表・講演

  • 「環状盛土遺構・中央窪地とは何か-房総半島の事例を中心に-」『令和4年度山野貝塚講演会 山野貝塚とは、何だったのか?』袖ヶ浦市民会館大ホール 2022年12月24日
  • 「縄文人の技術-縄文土器と構築物にみる技-」『令和4年度考古学ゼミナール 「技術」から過去をさぐる』かながわ県民センター2階ホール 2022年10月15日
  • 「縄文中期の貯蔵と有孔鍔付土器の役割」『特別展講演会』あつぎ郷土博物館 2022年8月21日
  • 「東京湾周辺地域の縄文集落と住居」『柏NHK講座 調査研究から明らかになった縄文文化』NHK文化センター柏教室 2022年4月16日
  • 「モノから読む縄文社会‐考古学研究の現場から‐(全5回)」『柏NHK講座』NHK文化センター柏教室 2021年11月~2022年3月
  • 「東北地方北部の環状列石の成立について」『岩手県考古学会第52回研究大会 環状列石の誕生』一戸町コミュニティーセンター 2021年7月17日
  • モノから読む縄文社会‐考古学研究の現場から-(全6回)NHKカルチャー柏教室 2021年4月~9月
  • 縄文の考古学‐考古学研究の現場から-(全3回)NHKカルチャー柏教室 2021年1月~3月
  • 南房総地域の遺跡と縄文時代の儀礼について 講演会 周辺地域の遺跡から山野貝塚の特徴を探る 袖ヶ浦市教育委員会 2020年2月
  • 配石墓・石棺墓 第2回研究集会 縄文時代葬墓制研究の現段階 日本大学文理学部本館センターホール 2019年12月
  • 『壺』としての有孔鍔付土器の系譜 浅間縄文シンポジウム2019 浅間縄文ミュージアム 2019年2月
  • 環状列石から出てくる道具からわかること 縄文夜学特別講座 大湯ストーンサークル館・万座ホール 2018年12月
  • 越後地域における中期中葉・後葉大木式系土器の地域性 津南シンポジウムXIV 馬高式土器の成立・展開・終焉 津南町商工会議所 2018年10月
  • 環状列石の三次元計測による調査研究(共同) 日本考古学協会84回総会 明治大学アカデミーコモン 2018年5月
  • 東北南部の大木式土器を探る-火炎土器との関係性を中心に- 馬高縄文館講座 長岡市馬高縄文館 2017年10月
  • 縄文時代中期後半大木8b~10式土器の様相について 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター研修会 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2017年2月
  • 火焔型土器を生み出した馬高文化を探る 国際縄文フォーラム火焔街道往2016 國學院大學学術メディアセンター常盤松ホール 2016年12月
  • 笹山遺跡からみる縄文中期集落と社会 ささやまの耳-笹山遺跡第8~10次調査成果報告会- 2016年7月
  • 縄文時代中期末葉の集落構造と複式炉の展開 津南シンポジウム沖ノ原式期の文化様相 2014年10月
  • 新潟県中越・下越地方における縄文中期浅鉢の様相 第27回縄文セミナー 縄文中期浅鉢形土器の諸様相 2014年2月
  • 東北の複式炉と縄文社会 2014年度和台・宮畑公開講座 2014年12月
  • 縄文土器の器種と用途の多様化 朝日カルチャーセンター講座 2012年11月
  • 東北からみる那須地域の縄文中・後期文化 特別講演会 大田原市なす風土記の丘湯津上資料館 2012年11月
  • 縄文後期初頭における環状列石の受容と集落構造の変容 津南シンポジウム三十稲場式土器文化の世界 2012年10月
  • 東北地方における後期初頭の社会変動-越後からみる縄文社会- 公開シンポジウム東北地方における中期/後期変動期 東北芸術工科大学 2012年7月
  • 縄文時代中期末葉の注口付浅鉢の付着物の自然科学分析(共同) 日本考古学協会第78回総会研究発表 立正大学 2012年5月
  • 土偶有脚化とその意義 第8回土偶研究会 岩手県立博物館 2012年3月
  • 縄文時代の鐸形土製品の自然科学分析(共同) 日本考古学協会第77回総会研究発表 國學院大學 2011年5月
  • 石組炉と土器の実験考古学的な研究-縄文人は、住居の炉で調理したのか- 平成22年度御所野遺跡調査成果発表会 御所野縄文博物館  2011年2月
  • Circular stone alignments and landscape in Jomon Periods 研究集会Shinto in Archaeology 2011年12月
  • 前庭部付石組炉の出現と用途の検討 平成21年度御所野遺跡調査成果発表会 一戸町教育委員会  2011年2月
  • 環状列石における「第二の道具」 縄文時代の精神文化 関西縄文文化研究会第11回研究集会 2010年12月
  • 後期後葉から晩期前葉の集落構造と建物跡 シンポジウム正面ヶ原A遺跡から垣間見る縄文社会 津南町教育委員会 2010年10月
  • 東北北部の大形石棒の地域間交流 シンポジウム縄文人の石神 2010年10月
  • 東北北部における「第二の道具」の多様化 平成21年度フォーラム環状列石をめぐるマツリと景観 2009年6月
  • Secondary tools in Circular stone alignments The archaeology of Jomon ritual and religion、Society of Antiquaries of London 2009年11月
  • 新潟県の中期終末から後期初頭の諸様相 第20回縄文セミナー中期終末から後期初頭の諸様相 2007年2月
  • 馬高式期の集落構造と住居形態 津南シンポジウム火焔土器の時代-その文化を探る- 2006年9月
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