卒業生からのメッセージ

‘19 日本文化学科(現・日本・ユーラシア文化コース) Mさん

‘19 日本文化学科(現・日本・ユーラシア文化コース) Mさん, 公務員(県庁)

就職活動体験

私は、公務員の勉強をしながら民間の企業を受けるのは大変だと思い、公務員一本に絞って就職活動をしました。公務員試験は、今まで教わったことのない分野だったのでたくさん勉強しました。大学受験をしていたころに戻ったようでした。大学生協の公務員講座に通っていたので、同じ学科の友人と励ましあいながら取り組めたことは本当に強みだったと思います。面接練習の面倒もその講座ではたくさん見てもらえたし、テスト期間を配慮してくれたので公務員になりたかったら大学生協の公務員講座をお勧めします。

現在の仕事内容と在学中のかかわりについて

現在私は、中部地方の県の一般事務職員として働いています。現在の部署は偶然にも卒業論文で題材にしたものと関わりのある部署で、とても興味深いです。農家の方に会ってお話を直接聞いたりすることは、大学の時にフィールドワークをした経験が生きていると思います。また、文学部の学生はレポートを書く機会が多います。必然とレポートを書くためにたくさん本を読んでそこから情報を集約し、自分の意見としてまとめていくという作業は、現在所属している部署でなくなったしても必要なスキルだと思います。働いている中でも過去に同じようにやった事例がないか探し、今後の仕事にどう生かしていくかを考えることがあります。このように、大学時代に学んだ内容が就職先とあまり関わりがないように見えても、意外と繋がっているものだなとこのメッセージを書きながら思いました。

社会人になりたての私からの言葉が参考になるかわかりませんが、与えられた課題はこなす一方で、遊ぶときは全力で遊びまくるのが大学生の醍醐味だと思います。社会人はお金はあるけど時間がない、大学生は時間はあるけどお金はないと良く聞かされ、嘘だろうと思っていましたが、本当にその通りです。平日に旅行に行ったり、朝まで友人と飲むなんてなかなかできません。大学生のうちにしかできないことを楽しんでください。

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