文学部についての説明会を毎年開催しています。
文学部説明会は全学の行事“千葉大学オープンキャンパス”の一環で毎年7月下旬と8月下旬、11月上旬(大学祭期間中)の計3回、開催しています。7月と8月の説明会に参加するには事前の申し込みが必要です。(Web上から)。その詳細については、上記「申し込み」をクリックしてください。11月の説明会には申し込みは必要ありません。
文学部学務グループ Tel 043-290-3631
2017年度説明会
2017年夏季文学部オープンキャンパス 7月30日(日)
文学部オープンキャンパスに多くの方のお申し込みをいただき,ありがとうございます。
実施日時
第一部 10:00~12:00
第二部 14:00~16:00
集合場所・受付開始時間
法政経学部棟玄関前(西千葉地区)に集合
第1回 9:30受付開始予定
第2回 13:30受付開始予定
参加申し込み
定員に達したため締め切りとなりました。
行動科学コース(このコースでは,後半は専修ごとに分かれて模擬講義等を行います。)
哲学専修:担当者 山田圭一 講義内容「ロボットは悲しむことができるのか?」
近年人間に近いロボットがさまざまな形で登場してきており、ある分野においては、人間以上に賢く考えることができるようになっている。では、ロボットは「悲しむ」こともできるのだろうか。この問題について哲学的にあれこれと考えてみることを通じて、哲学とはどのような営みであるのかを体感してもらえればと思っている。
認知情報科学専修:担当者 渡辺安里依 講義内容「ヒトの認知,動物の認知」
認知情報科学とは,見る・聞く・話す・考えるといった日常的な営みを多彩なアプローチで探求する学問です。コンピューターに知的な振る舞いをさせたり,人間の会話を分析したり,いろいろな研究をしている先生たちがいます。この講義では,特に動物の思考能力に焦点を当て,ヒトとヒト以外の動物の相違点と類似点について紹介します。
心理学専修:担当者 磯部智加衣 講義内容「集団葛藤の解消に向けて」
集団葛藤はどのようにすればなくなるのだろうか。私たちは一般に、自身の所属する集団を高く評価したい、集団らしさを維持したい、利益をより得たいという動機を持つとされる。これらの動機に基づいた、集団葛藤の解消に関するモデルを解説する。心理学では、どのような方法で研究が進められているのかについて紹介する。
社会学専修:担当者 米村千代 講義内容「社会学とは? -社会や人間関係を分析する」
ふだん意識することのない日常生活から社会問題、グローバルな動きまで、社会学の領域は幅広く、取り扱うテーマも多岐にわたります。「社会学的にみる」とはどのようなことか、社会学の特徴はどこにあるのかなどについて、社会学専修のカリキュラムや「社会調査士」資格、卒業論文、社会調査実習などにもふれながら、説明します。
文化人類学:担当者 鈴木伸枝 「異文化を学ぶ、異文化に学ぶ:異国のワーク・ライフ・バランスと『わたし』」
文化人類学は、文化という概念を糸口として、海外あるいは国内でのインタビューや観察調査で得たデータをもとに、人の価値観や生き方の多様性について考える学問です。この講義では、文化人類学の特徴を説明し、文化の多様性とその背後にある文化論理について紹介します。異文化について学び、それを参考に自文化流の生き方の可能性を広げてみませんか。
歴史学コース
内容
1 全体紹介(25分) 保坂高殿コース長
文学部紹介・歴史学コース紹介・卒業後の進路
2 在学生による歴史学コース紹介(約20分)
休憩(10分)
3.模擬授業(各25分)
(1)「日本の中の異邦人村―薩摩苗代川の近代史」 担当:趙景達
概要:近世日本には薩摩藩に特異な異邦人村があった。豊臣秀吉の朝鮮侵略の際に連行された朝鮮人の村である。苗代川という。様々な職種の者たちがいたが、とりわけ陶工村として知られ、薩摩藩はこれを保護し、一般の村より格式を上とした。しかし明治維新後、この村は近代化による差別意識の醸成ゆえに、波乱に富んだ葛藤を強いられていく。本講義では、その様相を簡単に振り返ってみたい。
(2)「先史考古学の視点:環状列石はなぜ造られたのか」 担当:阿部昭典
概要:最初に、先史時代の考古学の基礎的方法論について概説して、文字のない時代の歴史をどのように解明するのかについて説明します。またこれを踏まえて、研究の一例として、縄文時代に構築された環状列石について紹介し、どのような社会背景のもとに構築されたのか、どのように構築されたのか、何のために造られたのかを考えてみたいと思います。
4.教員、在学生との質疑応答(15分)
日本・ユーラシア文化コース
内容
1. 説明(約 50 分)
1) 学部紹介
2) コース紹介
3) 入試情報
4) 進路状況
5) 在学生の話 -学習について・生活について-
2. 模擬授業(約 20 分× 2)
(1) テーマ「本文と空白―文学研究とは何か」担当:大原祐治教授
文学作品を読むとき、わたしたちはいったいどのような経験をしているのだろうか? また、その経験はどのような条件によって支えられ、あるいは制限されているのだろうか? いくつかの近現代文学作品を取り上げながら、文学を「研究」することの意義とその面白さ、奥深さについて、講義を行う。
(2)テーマ「言語変化を研究する」担当:田口善久教授
ことばはコミュニケーションの道具だと考えられている。だが、そうだとすると、できうる限り多くの人に共有され、できる限り変化しないことが望ましいし、そうなるはずだ。ところが、ことばは地域により年齢により変異があり、どうやら毎日変化をしているらしい。この短い講義では、起きつつある変化に着目して、言語研究の一端を示してみたい
国際言語文化学コース
内容
第一部(70分)
1.学部・学科・コースの紹介
文学部・人文学科の教育・研究、スーパーグローバル、留学制度、取得可能資格などについて
2.各専修の紹介:各専修の教員
比較文化論専修
ヨーロッパ文化論専修
英語圏文化論専修
言語構造論専修
3.卒業後の進路について
4.在学生によるコースの紹介
・大学生活について
・留学体験について
休憩(10分)
第二部(40分)
1.模擬授業(20分)
「ことばの多義性」 : 鎌田浩二准教授
私たちは自分の考えをことばで伝えます。しかし、自分の言いたいことを相手にうまく伝えることが出来なかったり、逆に相手が伝えたいことをこちらが誤解することがあります。一体何が原因でこのようなことが生じるのでしょうか。本模擬授業では、日英語の例を使って、この原因を「ことばの多義性」の観点から考えてみます。
2.個別相談会(20分)
プログラム終了後、国際言語文化学コースの教員・学生が、皆さんからの個別相談に応じます。
12:00、16:00 終了予定
12:10~、16:10~ 学生企画「千葉大生と話してみよう!歩いてみよう!」
会場:文学部講義室
勉強・生活についての質疑やサークル紹介、その後、文学部・図書館等をご案内します。
2017年度夏季文学部オープンキャンパス 8月18日(金)
実施日時
第一部 10:00~12:00
第二部 14:00~16:00
集合場所・受付開始時間
法政経学部棟玄関前(西千葉地区)に集合
第1回 9:30受付開始予定
第2回 13:30受付開始予定
参加申し込み
定員に達したため締切となりました。
内容
- 文学部長挨拶(文学部紹介,教員紹介)
- ミニ講義『「若者ことば」を考える』岡部嘉幸教授
- 各コース紹介,進路,在学生による学生生活の紹介
- 質疑応答(全体,コース別)
文学部学務グループ Tel 043-290-3631
2017年度 千葉大学秋季オープンキャンパスは以下のように開催予定です。
【開催日】平成29年11月5日(日)
●事前の申込は原則不要です。
●当日は千葉大学祭の最終日となります。
●詳細については後日,千葉大学ホームページでお知らせいたします。