超域文化専修
Interdisciplinary and Cross-Cultural Studies
(2021年度から横断型の専修として新たに発足しました。)
超域文化専修は、諸種の文化的営為を超国家的な視点あるいは国際的な比較の観点から考察します。また、既存の学問領域を横断する学際的な研究も行います。比較文学、比較文化論、文学理論、多言語多文化接触論、文明論などの地域・語圏を超える研究分野が含まれます。
超域の「域」は、地域と学問領域の二つの「域」を表しています。言語や文化は一つの国や地域にとどまるものではなく、それらの枠組みを超えて存在しています。複数言語の比較研究や、国境や地域を超えた文化の様相を明らかにする研究、異文化接触、異文化受容に関する研究、複数の言語圏の文学作品を横断的に比較分析する研究など、学生が設定することのできる研究テーマは多岐にわたります。また、多様化する学問の現在に鑑み、既存の学問的方法論を横断する研究テーマを設定することも可能です。