人類文化を構成する諸民族の文化の多様性と共通性の実証的比較研究を通して、「ヒト=文化をもった生物」の総合的な解明を行います。
文化人類学専修では、人類文化を構成する諸民族の文化の多様性と共通性の実証的比較研究を通して、「ヒト=文化をもった生物」の総合的な解明を行います。
生物としての人間の諸特徴の理解を土台に、日本を含む世界各地の人びとの暮らしについて、現地の視点から理解する方法を学んでいきます。
文化人類学には様々な領域がありますが、千葉大学文学部の場合は、生態、医療、経済、開発、宗教、芸術など、主だった下位領域の人類学を幅広く学ぶことができます。さらに、フィールドワークの方法とその成果を学ぶことで、将来的に国際協力、開発援助などの分野で専門的に活躍することの出来る人材を養成します。
授業科目は4本柱です。すなわち、(1)文化人頬学諸理論の学習 (2)民族誌・地域文化の理解 (3)実践的外国語能力の習得(英語) (4)野外調査(フィールドワーク)の実習から構成されます。
また、本専修は、外国人留学生や外国学校出身の日本人学生(帰国子女)を積極的に歓迎し、教室・研究室において異文化問コミュニケーション実践の場を日常的に作り出す努力をしています。さらには、学部学生や大学院生の海外研修、留学、現地調査もおおいに奨励、援助しています。(これまでの主な渡航先としては、カナダ、オーストラリア、スウェーデン、マレーシア、インドネシア、中国などがあります)。
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文化人類学専修: https://anth.l.chiba-u.jp/