「千葉氏」の魅力を伝える授業-千葉市都市アイデンティティ推進事業との連携(6/4,8/20)
2017/10/20 (金)
千葉市では魅力ある都市であり続けるため,魅力ある地域資源として「加曽利貝塚」「オオガハス」「千葉氏」「海辺」といった4つを選定し,千葉市らしい都市アイデンティティの確立を目指しています。千葉一族によって千葉の町が開かれた大治元年(1126)から900年にあたる2026年の「千葉開府900年」を目指し,多くの人びとにそれぞれの地域資源の魅力を伝える活動をおこなっています。
文学部授業「人文学地域フィールドワークb」(担当:久保勇)では,受講生たちが「千葉氏」の歴史と文化を学びつつ,千葉市と協力しながらその魅力を伝える活動に取り組んでいます。
千葉氏フォーラム6月4日(日)開催の「千葉氏フォーラム」(於:千葉市商工会議所)では「現代につながる鎌倉時代の「食」文化」をテーマに,講演やパネルディスカッションがおこなわれました。学生6名が会場の準備や運営に協力しつつ,フォーラムに参加しました。この経験を通じて,大学生の視点から「より魅力あるイベントにするにはどうしたら良いか」という問題などを考えています。
親子三代夏祭り「千葉氏ブース」
8月20日(日)開催の「第42回親子三代夏祭り」では,千葉市が出店する「千葉氏ブース」(子ども向けの流鏑馬体験)の準備と運営に協力しました。また,大学院人文公共学府博士前期課程の留学生3名も「地域インターンシップ」の授業の一環として参加しました。
ほとんどの学生にとって「親子三代夏祭り」は初めての経験でしたが,千葉市の職員の皆さんと協力して,300人以上の地域の子どもたちの対応を最後まで無事におこなうことができました。
文責・久保勇(大学院人文科学研究院)
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