文学部公開教養講座「ロシア、エカチェリンブルクの現代美術――伝統からストリート・アートまで」(開催日1/12)
【H.28年度千葉大学国際交流事業】
千葉大学文学部・公開教養講座「ロシア、エカチェリンブルクの現代美術――伝統からストリート・アートまで」
タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授)
ロシア、ウラル地方のエカチェリンブルクから、美術史研究者でキュレーターのタマーラ・ガレーエワ博士をお招きし、ウラル地方を中心とするロシア現代美術の魅力を余すところなく語っていただきます。
日本でも注目されはじめたレオニート・チシコフ(いちはらアート×ミックス2014, 2017参加/絵本『かぜをひいたおつきさま』徳間書店)、ターニャ・バダニナ、ウラジーミル・ナセトキン(大地の芸術祭2015参加)をはじめ、まだ日本では紹介されたことのない作家も含めて、ウラル地方の様々な現代美術作家について詳しくお話し下さいます。ウラル現代美術が日本で語られる初の機会となります。
どなたでも自由にご聴講いただけます。ぜひ奮ってご参加ください。ご来場をお待ちいたしております。
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日時:2017年1月12日(木)16:10-18:00 (開場 16:00)
予約不要・入場無料
ロシア語(日本語への通訳付)
講演者:タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授)
司会:鴻野わか菜(千葉大学文学部・准教授)
会場:千葉大学西千葉キャンパス 千葉大学文学部棟1階103講義室
千葉市稲毛区弥生町1−33
(総武線各停「西千葉駅」より徒歩8分、京成「みどり台駅」より徒歩5分)
問い合わせ先:鴻野わか菜 E-mail: kono@chiba-u.jp (@を半角に変えて下さい)
主催:千葉大学文学部
協力:日本ロシア文学会
*本公開講座は、H28年度千葉大学国際交流事業「海外との組織的教育研究交流支援プログラム」、科学研究費基盤研究(C)「現代ロシア文化における文学と視覚芸術の相互的影響の解明」の助成を得て開催されるものです。
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<タマーラ・ガレーエワ博士・略歴>
1977年、国立ウラル連邦大学文学部美術史学科卒業。1987年より国立ウラル連邦大学で教壇に立ち、現在は、美術文化学部准教授。2001年に学位論文「ボリス・グリゴーリエフの創作と20世紀初頭ロシア美術における位置」で博士号を取得。著書に『ボリス・グリゴーリエフ』、『甦った石——エカチェリンブルクのリトグラフの歴史』等、共編著に『ウラルの映画・アニメーション作家』等がある。1920—1970年代のロシア亡命作家・美術作家についての多数の論文がある他、ウラルを中心とするロシア現代美術を専門とする。大学では、「ヴィザンチン芸術」、「西ヨーロッパの中世美術」、「ロシア亡命作家の芸術」、「エカチェリンブルクの現代美術」、「現代美術のプロジェクトのキュレーション」などの講義を担当。長年に渡ってB.U.カシキン美術館現代文化センターのセンター長を務め、エカチェリンブルクで現代美術普及に努めてきた。
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