柴佳世乃教授が第42回田邉尚雄賞を受賞しました。
2025/06/24 (火)
柴佳世乃教授が、著書『仏教儀礼の音曲とことば─中世の〈声〉を聴く─』(法藏館、2024年2月)により、第42回田邉尚雄賞を受賞しました。
田邉尚雄賞は、東洋音楽研究のいっそうの発展を促し、わが国における学術の発展に寄与するために、東洋音楽に関する研究の奨励及び会員の研究業績を表彰することを目的として、東洋音楽学会により昭和58(1983)年度から実施されています。(一般社団法人 東洋音楽学会のWebサイトより)
受賞理由として、「著者の二十年来の思索のなかでたどり着いた「ことばと音曲とは不可分に結びついている」という観点から、中世の仏教儀礼の実態と歴史的意味を考察し、立体的に理解しようとする労作」であり、「長年の探索によってもたらされた独自の視点と量・質ともに豊かな史資料に基づく精緻な分析と検討、さらには確実な筆致による刺激的な著作であり、田邉尚雄賞に相応しい好著である。」とされています。
受賞理由の全文は、東洋音楽学会HPに掲載されています。
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