平成27年度(後期)文学部留学生・教員懇談会
日時:2015.11.26 12:10-13:10
場所:法経第2会議室
学生参加人数:4人
教員:高委員長、米村評議員、阿部委員、レイメン委員、村岡委員、菅野日文学科長
職員:大島、塚田
文学部に所属する16名の留学生に事前にアンケートを依頼し、2名から回答があった。アンケート項目に沿って懇談会を進めていった。
1.チューター制度について
・チューター制度については肯定的評価が多く「あったほうがいい」。
・チューターとの活動について何をしたらよいかわからないことがあった。
・(回答)マニュアルで縛ることはしないが、活動のリストなど準備できるかもしれない。
2.学外研修(日帰り旅行)について
・夏は文学部企画、冬は人社研企画で行っている学外研修についてそのままでよいと評価。
3.教務関係について
・留学生科目の日本語履修の単位が必修になっている問題について、(1)初修外国語の授業時間と重なることが多く、ほかの日本人学生といっしょに学ぶことができない(特に国際言語文化学科では初修外国語が必修)、(2)日本人学生と区別されている気持ちになる、(3)普遍で開講される上級日本語(700, 800番台)は、J-PACの短期留学生もいて、文学部の留学生にとってはレベルが低いときがある、などの理由により、日本語履修は選択にしてほしいとの希望があった。
・(回答)全学的なカリキュラムの問題なので、文学部だけでは変更ができない。今後、全学的に働きかけていくことはありうる。
・(回答)来年度から、日本語以外の留学生科目については必要単位数を8から4単位に減らす予定である。
4.生活面について
・経済面などで問題はそれほどない。
・高委員長からハラスメントについてはもしあれば後で相談してほしいと述べた。
5.就職活動について
・留学生採用に積極的な企業が参加してくれるイベント、留学生OBを呼んで話を聞く機会などを希望する。
・出身国別の留学生OBなどのネットワークはあるが、それ以外の出身国の留学生とのネットワークがあるとなおよい。
・(回答)米村評議委員から、企業の関心が見えるようになる企画はよいと思うと意見が出された。
・(回答)高委員長から、ホームページの改訂を始めているので、留学生も参加できる仕組みを作りたいと回答があった。
6.その他
・インターンシップについて、情報がない時点で前期履修登録をしなければならないことを知らず、履修案内にもはっきりと説明がなかったので、単位を認めてもらうのに大変だった。
・(回答)職員から、登録の手続きについて情報が伝わっていないようなので、以後、留意する。
・文学部に入ると、WIFI、電話がつながりにくくなる。
・(回答)米村評議委員から、毎年出される要望だが、予算的に難しい。
・私費留学生が減っている原因について質問したところ、以下のような原因が留学生から指摘された。(1)12月の試験になったため、日本留学試験は1回分の結果しか使えなくなった、(2)試験の成績の下限も上がって難しくなった、(3)受験前から入学までの手続きがわかりにくく、難しい。合格発表もネットで閲覧できるようならないと、ほかの大学に入学する人が増えてしまう、(4)合格通知も国内のみの郵送しかない。
・(回答)米村評議委員から、ネット閲覧については学部単位の対応では予算がない。
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