学科 | 行動科 | 授業コード | 科目の種別 | 専門 | |
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単位数 | 2 | 期別 | 後期 | ||
曜日・時限 | 集中 | ||||
授業科目 | 知識論講読 | ||||
授業科目 (英文名) |
Reading in Theory of Knowledge | ||||
担当教員 | 渡辺邦夫 | ||||
履修年次 | 2,3,4 | ||||
教室 | 未定 | ||||
副題 | プラトン『メノン』を起点としてみたプラトン『テアイテトス』の知識の哲学 | ||||
概要 | プラトン初期の『メノン』においてソクラテス的な徳の研究から西洋の「知識論の問題」が発生した経緯を追跡し、それが『テアイテトス』において「理解型知識」および「同一指定と能力の問題」に発展した経過を考える。 | ||||
目的 | |||||
授業内容 | 第一回:導入(プラトン哲学概説) 第二回:『メノン』解釈の諸問題 第三回:『メノン』の知の問題(1)徳の定義 第四回:『メノン』の知の問題(2)探究のパラドクス 第五回:『メノン』の知の問題(3)想起 第六回:『メノン』の知識とドクサ(1)仮説 第七回:『メノン』の知識とドクサ(2)行動と知 第八回:『メノン』の知識とドクサ(3)政治と学問 第九回:『テアイテトス』の知識(1)知恵と知識 第十回:『テアイテトス』の知識(2)相対主義 第十一回:『テアイテトス』の知識(3)理解と政治 第十二回:『テアイテトス』の知識(4)真偽と知 第十三回:『テアイテトス』の知識(5)説明 第十四回:人間的自然本性論としてのプラトン的知識論 第十五回:アリストテレスの知識 (なお、十五回上記は、進み方の目安である) |
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履修要件 | 特になし。 | ||||
教科書・参考書 | プラトン『メノン』光文社古典新訳文庫。プラトン『テアイテトス』ちくま学芸文庫も使用するが、こちらは現在入手困難なので、プリント配布の予定。 | ||||
評価方法・基準 | レポートによる評価を行う。 | ||||
備考 | プラトンは)対話形式で哲学的思考を展開していくというスタイルをとった。この授業でも、適宜質疑に時間を割くので、みなさんからいろいろと質問を出していただきたい。また、細かな点でもいいし大きな点でもいいが反論していただけるなら、授業は成功であったことになると思う。 教職:中学(社会)・高校(公民)選択科目 |