文学部シラバス 2011年度|シラバス

学科 行動科 授業コード 科目の種別 専門
単位数 2 期別 前期
曜日・時限 金2    
授業科目 生態人類学
授業科目
(英文名)
Ecological Anthropology b
担当教員 小谷真吾
履修年次 2,3,4
教室 院演2
副題 環境と生業
概要 生態人類学は、狭義の「生態学」的方法を用いた人類の多様性に関する研究、人間の生業活動に関する社会文化的研究、広義の「生態学」的問題意識に基づいた環境問題に関する研究など、幅広い内容を持つ学問である。「生態人類学b」では、日本における調査、研究を題材に講義を展開する。生業の多様性、環境問題、人口問題などの問題に関心をもつ学生を歓迎する。
目的 環境の多様性と環境適応技術(生業)の多様性への理解を深める。環境適応と、文化、社会の関係について理解を深める。また生態学的問題の解決に向けた人類学的アプローチを考察する。
授業内容 1. ガイダンス
2. 生態人類学の理論と歴史
3. 日本の生態人類学の展開
4. 日本民俗学の理論と歴史
5. 照葉樹林文化論
6. 人類学と民俗学の変容
7. マイナーサブシステンス
8. 複合生業論
9. 日本における環境と生業に関する研究の展望
10. 文献購読1(10~15回は受講生が文献を読み発表する形式をとる)
11. 文献購読2
12. 文献購読3
13. 文献購読4
14. 文献購読5
15. 文献購読6
履修要件 特になし
教科書・参考書 参考文献
秋道智弥(編) 「生態人類学を学ぶ人のために」 世界思想社 1995
評価方法・基準 研究発表、またはレポート提出と出席によって総合的に評価
備考 文化人類学の基礎知識はあった方がよいが履修要件とはしない。
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