学科 | 史学 | 授業コード | 科目の種別 | 専門 | |
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単位数 | 2 | 期別 | 後期 | ||
曜日・時限 | 火4 | ||||
授業科目 | 日本中世史 | ||||
授業科目 (英文名) |
History of Medieval Japan b | ||||
担当教員 | 佐藤博信 | ||||
履修年次 | 2,3,4 | ||||
教室 | 史学演習室 | ||||
副題 | 中世東国史を考えるー政治と宗教からー | ||||
概要 | 中世東国史の研究は、現在権力論のみならず宗教・都市・物流の問題を中心に活発に行われている。本講義は、それを中世東国を代表する日蓮宗寺院安房妙本寺・茂原藻原寺の場合を中心に考えて行きたい。なお、安房妙本寺は千葉県安房郡鋸南町吉浜に現存する富士門流の単立の大本山で、藻原寺は茂原市に存在する身延門流の日蓮宗の本山の一つである。ともに由緒と伝統を誇る古刹である。 | ||||
目的 | 現在の葬式を中心とした仏教寺院とは異なる信行学を中心とした中世寺院の実態を多方面から迫りたい。 | ||||
授業内容 | 1はじめに 2日本中世宗教史研究の現状(1) 3日本中世宗教史研究の現状(2) 4日本中世宗教史研究の現状(3) 5中世東国宗教史研究の現状(1) 6中世東国宗教史研究の現状(2) 7日蓮宗寺院研究の現状(1) 8日蓮宗寺院研究の現状(2) 9安房妙本寺の研究(1) 10安房妙本寺の研究(2) 11茂原藻原寺の研究(1) 12茂原藻原寺の研究(2) 13中山法華経寺の研究(1) 14中山法華経寺の研究(2) 15今後の展望と課題 |
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履修要件 | 前期・後期連続して履修することか゜望ましい。 | ||||
教科書・参考書 | 佐藤博信『江戸湾をめぐる中世』(思文閣出版)・同『中世東国日蓮宗寺院の研究』(東京大学出版会)・同『中世東国政治史論』(塙書房)・同『安房妙本寺日我一代記』(思文閣出版)・湯浅治久『中世東国の地域社会史』(岩田書院)など | ||||
評価方法・基準 | 日常の平常点と提出リポート。 | ||||
備考 | 随時史跡見学を行う。また夏・春両季に研修合宿を行う。受講生はそれに参加することが望ましい。 |