文学部シラバス 2009年度|シラバス

学科 行動科 授業コード L1919101 科目の種別 専門
単位数 2 期別 前期
曜日・時限 金4    
授業科目 認知行動基礎論
授業科目
(英文名)
Foundations of Cognitive Behavior
担当教員 実森正子
履修年次 2,3,4
教室 演15
副題 学習と記憶
概要 経験によって獲得される学習行動には、レスポンデント行動(古典的条件づけ)とオペラント行動(オペラント条件づけ)の2種類がある。それら学習行動の基礎過程について学ぶ。また、学習行動には、経験によって得た情報を記憶情報として保存し、必要なときにその情報を取り出し、それを行動に利用していく記憶過程を必要とする。この授業では、学習行動の基礎と人間や動物の記憶についての行動的研究を概観する。






目的 動物の認知行動の基礎として、行動理論の中でも特に古典的条件づけとオペラント条件づけについて知識を習得する。また、学習と認知行動をつなぐトピックとして記憶を取り上げ、記憶の行動的研究法を学ぶ。
授業内容 内容は主として以下を予定している。

1.種特異的行動
2.反射、馴化、鋭敏化
3.学習行動の基礎
  1)古典的条件づけ
  2)オペラント条件づけ
  3)学習行動の生物学的制約
4.記憶
  1)短期記憶・作業記憶
  2)予見的符号化と回顧的符号化
  3)系列位置効果
  4)記憶の検索
  5)干渉
  6)リハーサルと志向的忘却
  7)長期記憶
履修要件 特になし。
教科書・参考書 「学習の心理:行動のメカニズムを探る」
実森・中島共著、サイエンス社
評価方法・基準 試験
備考
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