文学部シラバス 2007年度|シラバス

学科 国際言語文化 授業コード 科目の種別 専門
単位数 2 期別 前期
曜日・時限 集中    
授業科目 フランス語史
授業科目
(英文名)
History of French Language a
担当教員 石野好一
履修年次 2,3,4
教室
副題 フランス語の歴史と文化
概要 フランス語の生い立ちから現代にいたる歴史を通じて,フランス語とその音,語彙,文法などの特徴を概観し,そこに隠されたフランス語の発想・文化を考察する.
目的 フランス語の成立とその発展の歴史の考察を通じて,フランス語の音韻,語彙,文法などの特徴を知る.それによって,なぜ現代のフランス語がこのような形になっているのかを知る.またこれからフランス語がどういう方向を目指しているかを知る.
授業内容 フランス語はどのように成立したか?/どのように成長したか?/どのような語彙を得たか?/なぜフランス語の発音はスペイン語やイタリア語と違う?/リエゾン,アンシェヌマン,エリズィオンはなぜあるのか?/名詞の性はどのようにしてできたのか?/冠詞はなんの役に立つのか?/形容詞の性は必要か?/形容詞は後ろか前か?/" de+形容詞+名詞 " のdeは何か?/文のしくみ-フランス語はSVO?SOV?言語/主語は必要か?/代名詞はなぜ前に出るか?-語順と情報/なぜ否定はne…pasなのか?/なぜ否定でdeになるのか?/なぜ倒置が疑問になるのか?/Qui est-ce qui…?とは何か?-部分疑問文のしくみ/受身文はなぜ存在するか?/フランス語には未来がある?-時制のしくみ/なぜ助動詞にetreがあるのか?/なぜ助動詞avoir+過去分詞が一致するのか?/フランス語どこへ行くのか?など.
履修要件 フランス語の初級文法をある程度履修してあることが望ましい.
教科書・参考書 テキストは特になく,必要に応じてプリントを配布する.参考書:『フランスを知る―新〈フランス学〉入門』東京都立大仏文研究室編(法政大学出版局),その他,必要に応じて講義で紹介する.
評価方法・基準 試験によって成績を評価する.
備考 なし
▲ PAGE TOP