千葉大学文学部からのお知らせ

平成28年度前期 文学部 学生・教員懇談会

2016/07/08 (金)
日時:2016年6月16日(木)12:10~12:50
会場:法政経第1会議室

参加者:各コースの学生代表および学部長・各コース長・学生委員長・教務委員長・留学生委員長・学生委員等の教員、学務グループ事務担当者

冒頭、学部長から懇談会の意義について説明があり、「要望はすぐに実現するとは限らないが、文学部の教育環境・学生生活の向上のため、あきらめずに要求しつづけてほしい」との挨拶があった。ついで学生委員長の司会のもと、学生側から要望・意見を出し、それに対して学部長・教員側が回答する形で議事が進行した。(以下、要望・意見と回答の要旨を大まかなテーマ別に整理した。)

【施設利用等について】

Q:文学部棟でWi-Fiがつながりにくい。改善してほしい。
A:予算の関係で、共用スペースでは整備したが、文学部棟ではまだ対応できずにいる。(学部長)

Q:文学部棟の3・4階のトイレに石鹸を備えてほしい。
A:予算上の制約があるが、検討する。ボトル式の石鹸は置いてあるが、持ち去ってしまう人もいる。(学部長)

Q:文学部棟2階の「リフレッシュ・ルーム」の照明が自動点灯式であるため、窓際に座っていると消灯してしまうことがある。
A:自動点灯式なので仕方がない。消灯したら立って動いてほしい。(学部長)

Q: 文学部棟の窓のサッシの汚れが気になる。講義室の空気が悪い。
A: 空気が悪いと感じたら積極的に窓を開けてほしい。網戸も設置した。(学部長)

Q:学務グループの開室時間を18:00まで延長できないか?
A:勤務時間が決まっているので難しい。常時学生に対応するため、学部を超えた「統合学務」を置いて対応している例も私立大などには見られるが、学部ごとに学生の実態を把握した学務係が置かれていることのメリットも大きい。(学部長)

Q:文学部棟2階の歴史学コースの資料室の鍵の管理を学生の図書委員会に任せてほしい。(歴史学コース)
A:コースで検討するが、学生側からもどのような自己管理システムをとることにするのか報告・提案してほしい。(コース長)

Q:社会学研究室のコピー機のトナーが切れている。(行動科学コース)
A: コースで対応する。(コース長)

【休講情報・成績開示・諸通知の方法等について】

Q:文学部の休講掲示をもっと見やすい場所にしてほしい。休講情報をメールでも知らせることはできないのか。
A:現在はメールでの休講通知はしていないが、将来的には履修登録システムを用いてできるようになる可能性がある。(学部長)

Q: 現在、WEB上で見られる千葉大学のシラバスは一部部局に限られており、文学部のシラバスは検索しないと出てこない。改善してほしい。
A: 本部に伝えて対応を求める。(学部長)                                                   

Q:成績開示について。「可否」だけでも先に知ることはできないか。
A:今年度からコンピューターでの成績入力・管理のシステムが全面的に変わったので、改善できる可能性もある。(学部長)

【カリキュラム・授業内容等について】

Q:コースを超えて共通の単位となる授業を拡大してほしい。2コースだけでなく、3コース、4コース共通の単位とすることはできないか。(具体的には今年度前期水曜4限の「ユーラシア文化論 a」など。)
A:3コース以上でも、妥当性があり、かつ恒常的に開講されるものであれば認めていく方向である。(学部長)

Q:前期水曜3限に考古学の実習と史料学の基礎演習の授業が同時に開講されている。両方を受講したい学生もいるので、開講曜日・時限をずらすことはできないか。(歴史学コース)
A:来年度の授業計画作成時に教務委員が中心となって検討し、可能であれば対応する。(コース長)

Q: 日本近世文学の常勤の先生がほしい。近世文学の先生が普遍教育で開講していた「書誌学」の授業も開講してほしい。(日本・ユーラシア文化コース)
A: コースで鋭意努力中である。「書誌学」開講の件も検討中である。(コース長)

Q: 単位の「上限制」について。単位取得上限が撤廃されることはないのか?
A: 上限が撤廃されることはない。(学部長)

Q: 早期卒業制度について。教育実習がある学生は早期卒業できないのか。
A: 現状では教育実習はすべての単位を取得した後、4年次で行なうことになっているので難しい。ただし、大学院に進学し、院進学後に教育実習を行なうという方法もある。(学部長)

【履修登録・ガイダンス日程等について】

Q: 今年度は文学部のガイダンスの日と英語・コア等の登録カード提出の日が同じで、学部の必修科目の開講日時が分からない状態で英語等の登録をせねばならず、混乱した。学部ガイダンスの方を先にしてほしい。
A:今年度から学年暦の進行・開講時期が早まったことに伴って生じた問題点である。改善策を検討する。(学部長)

【留学生の履修登録支援について】

Q: 履修登録の期間中、留学生に登録期限を教えるなど、助言・支援してくれるシステムがほしい。チューターが決まるのは遅いので、履修登録にあたり、新入・転入してきた留学生はとまどってしまう。(留学生)
A: 学務に行って訊いてもらうのが一番確実である。国際交流室に常時相談に乗れる人を配置する等の措置をとる余裕はないが、留学生委員会で対策を検討したい。(留学生委員長)

【その他】

Q: 美術館・博物館と千葉大学文学部との間で結ばれている「キャンパスメンバーズ」*制度が必ずしも知られていないのではないか。ポスターを貼る位置等も工夫してはどうか。
A: 努力するが、学生の間でもこの制度の存在を宣伝してほしい。(学部長)

※千葉大学文学部は、学部独自に国立美術館のキャンパスメンバーズに参加しています。文学部の学生は、学生証を提示すれば、東京国立近代美術館・国立西洋美術館・国立新美術館の所蔵作品展の無料観覧、特別展・共催展の割引などの特典が受けられます。

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