教員要覧

児玉香菜子

児玉香菜子 (コダマカナコ)

  • 日本・ユーラシア文化コース
  • ユーラシア言語文化専修
  • kodamaknk@faculty.chiba-u.jp
  • 電話番号: 非公開

略歴

1975年
2004年 日本学術振興会特別研究員DC2
2006年 名古屋大学大学院文学研究科 博士課程後期課程満期退学
2006年 日本学術振興会特別研究員PD (国立民族学博物館)
2007年 博士(文学)名古屋大学大学院
2007年 総合地球環境学研究所 中国環境問題研究拠点研究員
2009年 千葉大学文学部准教授

研究内容

内陸アジアの牧畜民の研究。中国において、改革開放政策と「砂漠化」によって大きく変貌するモンゴル牧畜社会と文化の研究をおこなっている。フィールドは中国内モンゴル自治区とモンゴル国。主なテーマは市場経済、農牧複合、環境政策。

担当授業

  • 講義科目:ユーラシア人類学基礎、内陸アジア文化論、中国・朝鮮言語文化論
  • 演習科目:内陸アジア文化論演習、中国・朝鮮言語文化論演習、フィールド調査法演習
  • 全学の学生を対象とした普遍教育でも授業を担当しています(ユーラシア地球環境学、中国語など)。

主要な所属学会

日本文化人類学会、日本沙漠学会、日本モンゴル学会

主要な研究業績

著書

  • 2014『極乾内モンゴル・ゴビ砂漠、黒河オアシスに生きる男たち23 人の人生』アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明叢書10, 名古屋大学文学研究科比較人文学研究室(共著)
  • 2013藤田昇・加藤聡史,・草野栄一・幸田良介編『モンゴル 草原生態系ネットワークの崩壊と再生』京都大学学術出版会(「定住モンゴル牧畜民の現在―過放牧論の解体」pp.353-393執筆担当)
  • 2012『「脱社会主義政策」と「砂漠化」状況における中国内モンゴル牧畜民の現代的変容』アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明叢書1, 名古屋大学文学研究科比較人文学研究室
  • 2012胡樹主編『東北亜多元文化共生状況及発展研究』内蒙古大学出版社(「環境保全のための移住政策―「生態移民」」pp.582-590執筆担当)
  • 2011 吉川賢・山中典和・吉崎真司・三木直子編『風に追われ水が蝕む中国の大地―緑の再生に向けた取り組み―』学報社(「理想と現実の狭間で―植林ボランティアからスタディツアーを目指して」pp.169-177執筆担当、共著)
  • 2010 Masayoshi Nakawo, Yuki Konagaya and Shinjilt (eds.), 2010, Ecological migration: Environmental policy in China. Bern, Peter Lang. (The groundwater resource crisis caused by “ecological migration” Case studies of Mongolian pastoralists in Ejene banner, Alasha League of the Inner Mongolia Autonomous Region.pp.61-77執筆担当)
  • 2009 岸上伸啓編『開発と先住民』明石書店(「定住モンゴル牧畜民の砂漠化対策―中国内モンゴル自治区オルドス市ウーシン旗の事例から」pp.137-155執筆担当)
  • 2009 双喜編『中国北方地区的経済発展与環境保護』内蒙古科学技術出版社、(「退牧還草政策の生態的、経済的、文化的考察―ウラト地域の事例から」pp.60-72執筆担当、共著)
  • 2009 王静愛・小長谷有紀・色音主編『地理环境与民俗文化遗产』知识产权出版社(「额济纳旗自然环境的变化-关于牧民意识的研究」pp.304-317執筆担当)
  • 2009 Imanishi Junko, Ulziibaatar Demberel, Husel Borjigin.(Eds) A New Global Order in North East Asia. Fukyosha(Land Use of Mongolian Pastoral people on Post-Nomadic Society - A Case Study of Uushin Banner, Inner Mongolia, China. pp.91-92執筆担当)
  • 2008 单平・宝鲁・付冬梅主编『牧区发展与草地资源可持续利用』内蒙古人民出版社(「蒙古族牧民的沙漠化对策-中国内蒙古鄂尔多斯市乌审旗为例」pp.159-172執筆担当)
  • 2008 小长谷有纪・萨仁格日勒・儿玉香菜子 主编『额济纳母亲们的口述史』(绿洲计划研究会报增刊)绿洲计划研究会
  • 2008 公益信託松尾金藏記念奨学基金編『明日へ翔ぶ―人文社会学の新視点―』風間書房(「エゼネ旗における自然環境の変化―中国内モンゴル牧畜民の認識から―」pp.41-65執筆担当)
  • 2007 沈衛栄・中尾正義・史金波主編『黒水城人文与環境研究』中国人民大学出版社(「開発型環境政策と貧困の悪循環-環境影響の事前評価の構築に向けて-」pp.274-296執筆担当)
  • 2007 中尾正義・フフバータル・小長谷有紀編『中国辺境地域の50年-黒河流域の人びとから見た現代』東方書店(「エゼネの五〇年」pp.159-182執筆担当)
  • 2005 小長谷有紀・シンジルト・中尾正義編『中国の環境政策「生態移民」』昭和堂(「「生態移民」による地下水資源の危機」pp.56-76執筆担当)
  • 2005 恩和・双喜ほか主編『中国北方環境保全型農牧業と循環型経済』内蒙古大学出版社(Impacts on Ecological Resources by ‘Ecological Immigration -A case study of the Ejina Oasis of the Heihe River-.pp.240-247執筆担当)
  • 2005 新吉楽図主編『中国環境政策報告生態移民―来自中、日両国学者対中国生態環境的考察』内蒙古大学出版社(「生態移民引起的地下水資源危機」pp.39-52執筆担当)

論文・資料等

  • 2015 Facing “Urban Life”: Perspective from the Ecological Migration Policy within Ejene banner, Inner Mongolia, China. Journal of Chiba University Eurasian Society, 17:1-13
  • 2015「エジネーのオーラルヒストリー(3)ソルマージャブ(下)」『千葉大学ユーラシア言語文化論集』17:179-202(共著)
  • 2014「エジネーのオーラルヒストリー(3)ソルマージャブ(上)」『千葉大学ユーラシア言語文化論集』16:327-351(共著)
  • 2014 Oirat oral histories of natural and social changes in Ejene Banner, Inner Mongolia. In I. Lkhagvasuren and Y. Konagawa (eds.) Senri Ethnological Studies Oirat People: Cultural Uniformity and Diversification, 86:259-275(共著)
  • 2012「変わりゆく内モンゴル、オルドスの社会と文化」『善隣』417:12-19
  • 2012 Sedentarized Mongolian Pastoralists’ Strategy to combat Desertification. アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明研究編集委員会編『アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明研究』1:129-145
  • 2012「高倉浩樹『極北の牧畜民サハ』昭和堂 シベリアのポスト社会主義の現在に生きる牛馬牧畜民の民族誌」『週刊読書人』2012年5月18日号, 第4面.
  • 2011「「国境」からみた中国内モンゴル自治区エゼネ旗の60年」『ヒマラヤ学誌』12:223-231
  • 2011「エジネーのオーラルヒストリー(2)ソミヤ」『ユーラシア言語文化論集』13:117-129(共著)
  • 2011「オアシスに生きる―エジネーのライフストリー」『草炭研究』10-1:29-45 (共著)
  • 2010「剖析植树志愿者的“绿化思想”『日本当代中国研究2009』142-151 (共著)
  • 2010「エジネーのオーラルヒストリー(1)バダマ」『ユーラシア言語文化論集』12:187-203 (共著)
  • 2009「「緑化思想」とその解体--中国内モンゴルの緑化の現場から」『日本緑化工学会誌』34-4:610-612
  • 2007「植林ボランティアにおける「緑化思想」の解体」『ボランティア学研究』8:5-18 (共著)
  • 2005「中国内モンゴル自治区オルドス地域ウーシン旗における自然環境と社会環境変動の50年」『地球環境』10-1:71-80
  • 2003「中国社会主義市場経済下におけるモンゴル族牧畜民の社会経済的態」『沙漠研究』13-1:69-80
  • 2000「現代都市モンゴル族の文化変容と社会経済的動態」『沙漠研究』10-4:287-300  日本沙漠学会「日本沙漠学会奨励賞」受賞

辞書など項目執筆

  • 2010総合地球環境学研究所編『地球環境学事典』弘文堂(2項目執筆)
  • 2009日本沙漠学会編『沙漠の事典』丸善株式会社(4項目執筆)
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